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こども園こうほく風の遊育舎様(旧:港北チャイルド園様)

■建築概要

港北チャイルド園様
所在地 秋田市土崎港北六丁目1‒33
事業主 社会福祉法人風の遊育舎様
理事長 澤口勇人様
設計者 サムコンセプトデザイン/泉俊哉一級建築士
NCU/テーテンス事務所
敷地面積 1171.58㎡
建築面積 701.77㎡
延床面積 628.39㎡
総園児数 定員120名+園児弾力化受入(0~5歳児)

「遊びの空間」の創造の一翼を担って

秋田市港北チャイルド園様園内の様子

平成23年3月竣工の「あきたチャイルド園様」の中庭(センターパーク)と屋上園庭(スカイパーク)造りに続き、この度の「港北チャイルド園様」の園庭工事は二度目の挑戦の機会となりました。一度経験しているので安心とはいかないもので、園児たちが安全に、しかし挑戦心や好奇心・憧れをもってドキドキしながら毎日を楽しみながら過ごせる「夢中になれる遊びの空間」を造ることに、今振り返ると不安も少なくはなかったと思い出されます。

澤口理事長と泉設計士の「保育環境」の追求には妥協という文字は存在せず県内外の保育環境の生の情報をどんどん吸収し、多角的に検討して方向性を見出していく…そのエネルギーにはただただ脱帽でした。完成した保育園で子どもたちが満面の笑顔で無邪気に過ごし、心の行き届いた給食を沢山食べてぐっすりと熟睡し、そして今日もまた園庭で夢中になって遊んでいる光景を目にすると、言葉に表すことのできない大きな喜びが湧き上がってきます。

社会福祉法人風の遊育舎 理事長 澤口勇人様から

港北チャイルド園
「港北チャイルド園の”ネイティブ・スペース”」

株式会社ネイティブ・スペースの佐藤社長とは、かれこれ足掛け14年のお付き合いとなります。最初は、あきたチャイルド園前園舎の園庭作り。そして次が、平成23年4月に完成したあきたチャイルド園現園舎の園庭作り。そしてこの度は、港北チャイルド園の園庭の企画および工事施工に関わっていただきました。このように長くお付き合いできたのは、佐藤社長のまじめで実直な性格があったからこそです。

今回、港北チャイルド園の園庭を形にする上でも、基本的なコンセプトはあきたチャイルド園同様、いかに厳しい敷地条件の中で、子どもたちが遊び込める園庭を創造していくかと言うものでした。そのため、これまで佐藤社長と一緒になって手がけて来た園庭を参考にしつつ、しかしそれよりももっと進化した園庭を目指して進めて参りました。その結果、園舎に包み込まれたようなグランドレベルのセンターパークと、空に向かって広がる屋上レベルのスカイパークという、とても素晴らしい外部空間を創造することができ、私としては、今回も佐藤社長と一緒に仕事ができてとても良かったと感じております。

そして今。港北チャイルド園の園庭は、毎日どもたちの楽しそうな声が絶えることのない、私たちにとって最高の”ネイティブ・スペース”となっています。

図面 <作>サムコンセプトデザイン・泉俊哉氏

秋田市港北チャイルド園様図面

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